アルバムタイトル Down With It!人気トランペッター、ブルー・ミッチェルのブルーノート第2作目にあたる快演盤です。ホレス・シルバー・クインテットの仲間であるジュニア・クック(ts)とジーン・テイラー(b)に加えて当時まだ新人のチック・コリア(p)に後にマイルス・デイビス・グループにも参加するアル・フォスター(ds)という気鋭のメンバーです。コリアの参加もありシルバーのファンキー一辺倒ではなくモダンで新鮮な感覚を生み出しています。注目はミッチェルが日本を代表するトランペッター、日野皓正作の名曲Alone,Alone and Aloneを取り上げていることで皓正本人に勝るとも劣らない素晴らしい吹奏を披露しています。雫が零れ落ちるようなコリアのピアノ、深々としたクックのテナーサックス。もちろんMy Favoriteです。その他もバラエティ豊かで充実した内容です。US Original BlueNote BLP 4214 mono NEW YORK USA vangelder ear ジャケットは経年劣化で擦れ、黄ばみ、書き込み、ホワイト消し込みがあり保護ビニールカバーされています。盤はA面に擦り傷があり(写真5枚目)演奏中あまり気付きませんがしばらくの間ごく小さくチリノイズが入ります。他もB面2曲目終わりかけの擦り傷で(写真6枚目)一瞬針飛びします。それ以外は全体的にほぼ問題ないレベルだと思います。音圧の高いブルーノートのモノラルらしい素晴らしい音質です。少し破れや黄ばみがありますが当時のカンパニースリーブ付きです。
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