※メルカリのサイズ表示にライカLマウントがないのでニコンFマウントとしています。一部のマニアの間では非常に人気のあるレチナⅠ型に搭載されていたコダックmade in USAのUSエクター50mm f3.5をキャノンレンズの鏡胴に移植してLマウントレンズとして使えるようにしたものです。シリアルナンバーにESとあるので1947年製造のレンズです。コダックレチナⅠ型type010のレンズです。よくある改造レンズは距離が連動しなかったり、前玉回転式が多いですが、これは直進ヘリコイドによる距離連動なのでとても快適に使えます。Lマウントカメラはもちろん、M型ライカでもMLアダプターを介して問題なくお使えいただけます。懇意な修理屋で作ってもらいました。使えるカメラは改造しない主義の職人さんで、ガタがきているレチナだったので作成していただきました。世界に一つの思い入れのあるレンズです。レンズの状態は小傷はありますが、カビ、クモリもなくすっきりしていて実用レンズと言えます。(※中古カメラ、レンズについての評価は個人差があります)ピントも合います。美しいブルーのコーティングはこの時代なので単層コーティングだと思います。ヘリコイドの状態も良いです。※付属品はありません。※画像6は装着例で、カメラは商品ではありません。USエクターについては以下の通り(ネットより)4枚構成のテッサータイプ(貼り合わせレンズは、テッサーの3群目とは逆の1群目)のこのレンズは大変人気があります。「エクター」はコダック社のニューヨークのロチェスター工場で製造された高級レンズにだけつけられた名前だそうです。Kodak Ektar 50mm F3.5, Made in U.S.A.Made in U.S.A.という文字が刻まれているエクターを通称"US Ektar"と呼びます。わざわざ、"US"を付けるのは、シュナイダーOEMによるエクターがあるためです。OEMエクターは、中身はクセナーですから、写りもクセナーです。クセナーは、テッサークローンの三群四枚レンズですが、USエクターはエレメント構成が若干違うといわれています。テッサーが三群目が貼り合わせになっているのに対し、USエクターは1群目が貼り合わせになっているといわれています。
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