超レア品！　日本光学 Nikon ニコン　8x35 CF　ツァイス型 その他

超レア品です。

1959年に7x50CF、7x35A、8x30A、9x35Aと同時に、初代ニコンブランドとして発売されました。
先代のツァイス型ミクロンブランドからの継続モデルです。

8x30Aと9x35Aという主力A型ポロに挟まれる形で、生産台数も少なく、国内に残っている数は極少です。

入手時は視度調整リングが動かない状態でしたので、視度調整部品をすべてバラして固着したグリスを除去して再グリスアップしてあります。
使用中に視度ダイヤルがクルクル動かないように重いグリスで粘度を固めに仕上げてあります。
5、6、7枚目の画像が復活した接眼レンズと視度調整ダイヤルです。

グリスはもう既に十分馴染んでますので快適にお使い頂けると思います。

前所有者が分解清掃をしたと思われたので、プリズム部や光軸の点検もすべてやりました。
プリズムに少し拭きムラがありましたが、使用上まったく影響ありません。
レンズ、プリズムは外していないようで、光軸は合っています。

旧型ポロ双眼鏡で545gは軽いほうだと思います。

このモデルは7x50CFと同じく製造番号の頭が1から始まるモデルで、内部構造や部品も酷似していて同じラインで製造されていると思われます。
7x50CFの口径ダウンモデルでしょう。

同じ倍率の8x30Aと比較すると明らかに細身のフォルムです。
対物レンズ筒の遮光筒はA型より長く、WFを追求したA型と標準視界の8x35の設計コンセプトの違いがはっきりと内部構造の造りの違いに現れていて興味深いです。

8x30Aの周辺歪みが気になる方はこちらの方が快適な見え味かと思います。
実視界に無理がない分、中心解像度の高さが際立って感じます。

レンズキャップx4、ストラップつき
（写真のストラップは切れそうなので違うものに替えます）
ケース無し、です。

お値段は高めですが、ニコンブランドの初代モデルの中でもっとも入手困難なモデルで、メンテナンス済みで良好な状態ですので、これよりのお値引きはご容赦下さい。

数多く出回ってる8x30ではなく、ほとんど見かけることのないオールドスクールな8x35をぜひ楽しんでいただけたらと思います。

よろしくお願いします。

商品の情報